「近説遠来 Ⅰ」

論語に「近き者説(よろこ)べば、遠き者来たらん」という言葉があります。

これは孔子が楚の国の葉公から「国を善く治める方法は」と質問された際に答えた言葉ですが、意訳すれば以下のような内容になります。

「楚の国民(くにたみ)が喜ぶ政治をすれば、それを聞いた遠国の人々が集まってきます。国民が増えれば産業も盛んになり国も国民も豊かになります。国民も豊かになれば悪人も少なくなり、国は善く治まるでしょう」

この論語の言葉を企業経営に置き換えた時、この「近き者」とは「社員」を指すと筆者は考えています。そして企業の発展繁栄のために大変重要な考え方であると感じています。