「考えには力がある③」

『私自身の経験から言うと、「失敗に見舞われたときほど成功に近づいているときはない。なぜなら、そういうときこそ人は考えざるを得ないからだ。正しく、かつ粘り強く考え続ければ、いわゆる「失敗」も、新たな計画や目標で自分自身を装備せよという合図にすぎないということがわかる。一方、本物の失敗は、たいてい自分で自分の心の中に設けた限界によるものが多い。それとて、一歩前に踏み出す勇気さえあれば、そんな自分の誤りに気づくことができるはずなのだ。』(アンドリュー・カーネギー)

これは1908年にナポレオン・ヒルがアンドリュー・カーネギーに行ったインタビューで、アンドリュー・カーネギーが語ったと言われる言葉です。

「六中観」

今年も本当に早いもので、もう師走です。

筆者にとっては今年の振り返りと来年への目標を設定する時期です。毎年恒例で「お籠り」をするのですが、今年は房総半島方面でしっかりと静寂の時間を取り自己反省をします。(しかしながら現時点でだいぶ未達事項が多くすでに反省が始まっています)

「経営理念について」

今日は経営理念について書いてみたいと思います。

経営理念は「その企業の存在意義や使命をあらわしたものである」などと説明されます。私たちもよく耳にする言葉ではありますが、実際にどんな意味があり、どんな効果があるものなのでしょうか。

「近説遠来 Ⅱ」

(前回からの続き)

<近き者説びて、遠き者来たる>

「お客様の満足度」を実現するために、「社員の満足度」の実現が重要であるということを書きました。これが「近き者説びて、遠き者来たる」の意味ですが、これは「類は友を呼ぶ」「波長同通の法則」と同じだと言えます。結局のところ、社員やお客様に対して、経営者が与えられるもの、およびその質量によって、それに相応しい社員やお客様を「引き寄せている」のです。ですから「社員にやる気がない」「気が効かない」「積極性がない」といろいろと経営者は社員の言動が目につくことがあるのですが、「自己完成の王道経営」の観点から自分を厳しく脚下照顧すると、それはまさに「経営者自身のこと」「自分自身のことを自分で指摘している」姿に他ならないのです。

「近説遠来 Ⅰ」

論語に「近き者説(よろこ)べば、遠き者来たらん」という言葉があります。

これは孔子が楚の国の葉公から「国を善く治める方法は」と質問された際に答えた言葉ですが、意訳すれば以下のような内容になります。

「楚の国民(くにたみ)が喜ぶ政治をすれば、それを聞いた遠国の人々が集まってきます。国民が増えれば産業も盛んになり国も国民も豊かになります。国民も豊かになれば悪人も少なくなり、国は善く治まるでしょう」

この論語の言葉を企業経営に置き換えた時、この「近き者」とは「社員」を指すと筆者は考えています。そして企業の発展繁栄のために大変重要な考え方であると感じています。